許可関係にものすごく長い時間がかかってしまいましたが、基礎工事がいよいよ終盤。
これからセルフビルド本番に突入します。
高尾ツリーダムカフェは、わたしたちが高尾山の保全の拠点としてきた裏高尾のツリーハウスと同じ敷地に作ります。
高尾山圏央道トンネル問題を多くの人に伝えよう、ただ反対と叫ぶのではなくまず高尾山の自然の豊かさを伝えようという目的でみんなで作ったツリーハウスも、もう10年という年月がたちました。
2011年、残念ながら高尾山トンネルは貫通し、2012年には供用がスタートしてしまいましたが、ダメージを受けた高尾山にこれ以上の負担をかけない暮らしの拠点、高尾山の豊かさを伝える拠点としてツリーハウスは今でも現役で頑張っています。
高尾ツリーダムカフェ計画は、より多くの人々に高尾山の貴重な生物多様性を伝え、いつの日か本当の意味で高尾山とわたしたちが共生できることを目指して、誰でも気軽に立ち寄れる場所にしていこうという想いからスタートしました。
使われる材木は、八王子市恩方地域の間伐材と多摩産材です。
日本建築の伝統的な工法で、なるべく釘や金具は使わず、大工さんにホゾを刻んでもらい、壁は土壁になります。
屋根は草屋根にし、高尾山が種を撒いてくれるのを待ちます。
完成すると200年はもつカフェになりますよ♪
もちろん、わたしは生きていないけれど、高尾山を大事に思う人たちに引き継がれていくことを願って!
基礎工事や専門的な技量が必要な大工仕事以外は、セルフビルドで作ります!
小さなカフェですが、裏高尾地域のコミュニティ・カフェの役割、高尾山ガイドの拠点、高尾山のさまざまな情報発信基地、日本各地の環境保全に取り組む人たちとのネットワーク拠点と多くの役割をにないつつ、人と人、人と自然がつながる場所になります。
ぜひぜひ、手伝ってください。
荷物を上げたり、竹こまいを作ったりしつつ、焚き火にあたりながらみんなでワイワイ作業しましょう♪
ご協力よろしくお願いします!!
By 坂田マサコ(虔十の会代表)