先週より始まった「高尾ツリーダムカフェ」のセルフビルドは、多くのボランティア&職人さんのお力をお借りして、着々と進んでいます。
2/3(土)におこなわれた2回目の現場作業も無事に終了しました。
が! このところの寒さで体調不良者が続出…! 萩岡は撃沈、現場采配の坂田・長友はフラフラ状態…。
そんな中、当日集まってくださったボランティアは12人。皆さん元気で明るくて、大変ありがたく頼もしい存在でした。
参加してくださった皆様、本っ当にありがとうございます!
二度の積雪の影響により進捗状況がじわじわと遅れているため、予定していた竹小舞(たけこまい)の作業は次回以降へまわし、第2回の作業内容は、
- 材木下ろし
- 柱みがき
- 雪かき
の三本立てになりました。
キックオフの強~烈な材木運びを経験したボランティア参加者から「前回よりかなり楽」という頼もしい感想も聞かれましたが、今回の雪かきもハードでした…!
さて、次回のカフェ作りは下記の日程を予定しています。
- 第3回 2月11日(日)
- 第4回 2月12日(月・祝)
詳細は決まり次第、当ブログとfacebookでお知らせします!
【高尾ツリーダムカフェ計画について】
高尾ツリーダムカフェ計画は、より多くの人々に高尾山の貴重な生物多様性を伝え、いつの日か本当の意味で高尾山とわたしたちが共生できることを目指して、誰でも気軽に立ち寄れる場所にしていこうという想いからスタートしました。
わたしたちが高尾山の保全の拠点としてきた裏高尾のツリーハウスと同じ敷地に作ります。
高尾山圏央道トンネル問題を多くの人に伝えよう、ただ反対と叫ぶのではなくまず高尾山の自然の豊かさを伝えようという目的でみんなで作ったツリーハウスも、もう10年という年月がたちました。
2011年、残念ながら高尾山トンネルは貫通し、2012年には供用がスタートしてしまいましたが、ダメージを受けた高尾山にこれ以上の負担をかけない暮らしの拠点、高尾山の豊かさを伝える拠点としてツリーハウスは今でも現役で頑張っています。
高尾ツリーダムカフェに使われる材木は、八王子市恩方地域の間伐材と多摩産材です。
日本建築の伝統的な工法で、なるべく釘や金具は使わず、大工さんが手刻みした木をみんなで組み上げます。
壁は土壁になります。
屋根は草屋根にし、高尾山が種を撒いてくれるのを待ちます。
完成すると200年はもつカフェになります。
高尾山を大事に思う人たちにながく引き継がれていくことを願って、基礎工事や専門的な技量が必要な大工仕事以外は、セルフビルドで作ります!
小さなカフェですが、裏高尾地域のコミュニティ・カフェの役割、高尾山ガイドの拠点、高尾山のさまざまな情報発信基地、日本各地の環境保全に取り組む人たちとのネットワーク拠点と多くの役割をにないつつ、人と人、人と自然がつながる場所になります。
ぜひぜひ、手伝ってください。
荷物を上げたり、竹こまいを作ったりしつつ、焚き火にあたりながらみんなでワイワイ作業しましょう♪
ご協力よろしくお願いします!!